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 将棋の棋士養成機関「奨励会」の三段リーグ戦最終日が7日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、女性で初めて棋士になる可能性があった西山朋佳三段(24)は2連勝したもののプロ入りを逃した。

 同リーグは半年かけて行われ、上位2人が棋士になれる。昨年10月に始まった今回のリーグは、西山三段と谷合広紀(たにあいひろき)三段(26)、服部慎一郎三段(20)の3人が14勝4敗で並んだが、前回リーグの成績に伴う順位の差で谷合三段と服部三段がプロ入りを決めた。2人は4月1日付で四段になる。谷合三段は東京大出身で、同大大学院博士後期課程に在籍する。同大出身の棋士は片上大輔七段(38)以来2人目。

 将棋のプロには、男女の区別がない「棋士」と女性だけがなれる「女流棋士」がある。西山三段は2010年に奨励会に入り、棋士を目指してきた。女流棋士の資格はないが、出場可能な一部の女流タイトル戦で活躍しており、女王、女流王座、女流王将の三つの女流タイトルを保持している。