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 本屋に立ち寄ってもらうきっかけを作ろうと、宮崎の書店員らが選ぶ「宮崎本大賞」が創設された。第1回受賞作が8日発表され、青山美智子さん(49)の小説「木曜日にはココアを」(宝島社文庫)が選ばれた。出版社や著者も協力し、宮崎県内約40店舗で特典ペーパー配布やポスター掲示などの一斉展開が始まった。

 宮崎市の明林堂書店神宮店(大塚亮一店長)ではこの日、レジ前に宮崎本大賞のコーナーが設けられ、受賞作約100冊が平積みになった。実行委員を務めた未来屋書店、蔦屋書店、明林堂書店、津江書店の書店員4人が集まり、受賞発表のくす玉を割った。

 賞の設立は、昨秋の転勤まで未来屋書店宮崎店に勤めた第1回実行委員長、猪倉(いくら)渚さん(40)=北九州市の未来屋書店八幡東店店長=が発案した。県書店商業組合によると、県内でも書店が減り、組合加盟の法人数は10年前の52法人から26法人に半減。串間市では2014年、創業約100年の書店が倒産し、本屋のない自治体となった。「本離れ」に危機感を抱く猪倉さんが出版取次などを通じて県内書店に参加を呼びかけ、個人書店やチェーン店の枠を越えて約40店舗が賛同した。静岡県や大阪府などで同様の取り組みがあるが、九州では宮崎が初めてという。

 宮崎本大賞は、直近1年間に発…

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