女児のスポーツ、パパを巻き込め 教授が狙った一石二鳥

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ニューカッスル〈豪南東部〉=小暮哲夫
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 娘と父親が参加する運動プログラムが、オーストラリアで注目を集めている。女児は男児に比べて運動が不足しがちで、基礎体力で劣る。こんな状況が指摘される豪州で、親子でふれあいながら課題を解決する取り組みを、と企画された。考案者は同時に、別の効果も期待している。(ニューカッスル〈豪南東部〉=小暮哲夫

 まだ明るい火曜日の夕方。豪州南東部ニューカッスルの体育館で、父親と娘の20組のペアが体操を始めた。

 娘が四つんばいのお父さんの背中の上に立ってバランスよくポーズを取った。次はキャッチボールだ。ただし、普通のやり方じゃなくて、相手が投げたボールを捕る前に手拍子をしたり、横にダイビングキャッチして捕って体を一回転させたりする。体の大きな父親を相手に奮闘する少女はみんな笑顔だ。

 これは、「ドーターズ&ダッズ・アクティブ&エンパワード」(娘と父でもっと行動的に)と名付けられた、娘と父親を対象にした運動プログラムだ。

 考案したニューカッスル大のフィリップ・モーガン教授(身体教育学)は「とても楽しく、活発な動きが必要で、体だけでなく心の健康にも良い。着地や体重移動など、多くのスポーツで求められる要素が入っている」と説明する。

 モーガン教授によると、世界…

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