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 手をかざすと、見えないはずの血管が、肌の下をうねうねと走る様子が画面に写し出される――。こんな不思議な装置を、奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教(画像情報処理)などのチームが開発した。

 装置を米ラスベガスで1月に開かれた世界最大級の技術見本市CESで展示したところ話題を呼び、用意したパンフレット3千枚がすべてなくなった。

拡大する写真・図版奈良先端科学技術大学院大学の久保尋之助教と開発した装置。手をかざすと、血管の様子が画面に写し出される=奈良県生駒市

 装置には、光を照射する市販のプロジェクターと、携帯電話にも使われる方式のカメラを配置。プロジェクターで光を照射する位置とカメラで撮影する位置を微妙にずらし、照射よりわずかに遅れて撮影する。

 すると、カメラは肌の表面で反…

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