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 レクサスなど高級乗用車の電子セキュリティーを特殊な機器を使って破り、車を繰り返し盗んだとして、兵庫、大阪、奈良、千葉各府県警の合同捜査本部は9日、無職原田豊之容疑者(42)=窃盗罪などで起訴、公判中=ら6人を窃盗容疑などで逮捕・送検したと発表した。

 兵庫県警捜査3課によると原田容疑者らは2016年4月~19年5月、全国12都府県で高級車を繰り返し盗むなどした疑いがある。そのうち9事件(被害額は時価で総計約1400万円)が窃盗罪などで起訴された。同課は、被害総額は5億円相当に上るとみている。

 同課によると、原田容疑者らは車のドアをこじ開けた後、電子キーの合鍵作製などに使われる「タンゴプログラマー」と呼ばれる機器を車に接続。車両情報を抜き取り、複製したデータでエンジンを始動させて車を運転し持ち去っていたとされる。さらに「キープログラマー」という別の機器を使い、自分たちが用意した別の電子キーでも始動できるようにし、海外に転売していたとみられるという。