【動画】将棋の藤井七段 棋王戦の予選で出口四段に敗れる=佐藤圭司撮影
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が9日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第46期棋王戦(共同通信社主催)予選で、出口若武(わかむ)四段(24)に107手で敗れた。来年2~3月に開催見込みの第46期五番勝負の挑戦者を目指す戦いで、藤井七段が挑戦者になる可能性は消えた。

 午前10時に始まり、午後7時16分に終局した。終局後、出口四段は「たくさん負けてるんで『勝った、勝った』と言えないんですけど、一つの結果として、勝つことが出来たというのは自分の中で大きなものだと思います」。藤井七段は「(棋王戦での予選敗退は)残念ではありますが、(他棋戦の)対局は続くので、切り替えて、次の対局に臨みたいと思います」と話した。

 出口四段は昨年4月1日にプロデビューした兵庫県明石市出身の新鋭で、同県加古川市在住の井上慶太九段(56)門下。井上九段や弟子の稲葉陽(あきら)八段(31)や菅井竜也(たつや)八段(27)は、公式戦で藤井七段と好勝負を繰り広げ、井上一門は「藤井キラー」とも称される。出口四段も白星を挙げ、ますます注目を浴びそうだ。

 棋王戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。棋王と挑戦者による五番勝負が例年2~3月に行われる。(佐藤圭司)