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 山口県警は来年度、持ち運びができる速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)を1台導入する。通学路など幅の狭い生活道路での取り締まりを強化するねらいがある。県の新年度予算案に購入費用1100万円が計上された。

 可搬式オービスは、速度違反の車のナンバーや運転席を自動撮影し、記録する。1人でも設置でき、違反車両を止めさせるスペースも必要ないため、狭い道路でも使えるという。

 2016年に埼玉、岐阜両県警が運用を始めて以来、全国の警察で導入が進んでいる。導入にかかる費用の半額が国から補助される。県警は秋ごろの運用開始をめざしている。

 山口市大歳地区で登下校の見守り活動をしている平田靖士さん(75)は「朝、登校する列のそばを速度を上げて通り抜ける車にひやりとする時もある」という。可搬式オービスについて「速度を抑えることにつながればありがたい」と話した。(山崎毅朗)