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 新型コロナウイルスの影響でマスク入手が困難になるなか、さいたま市は9日、放課後児童クラブや保育所など子どもを預かっている公立・民間施設の職員用にマスク約9万3千枚の配布を始めた。今月中旬には高齢者施設などにも対象を広げ計約18万枚を配布する予定だ。

 配布は市内の各区役所の窓口で実施。認可保育所や認定こども園など規模の大きい施設には110枚、認可外保育所や事業所内保育所には50枚配布する。対象施設は計1057。市が2009年の新型インフルエンザ流行時に購入した分の余り約14万枚と、先月新たに購入した約10万枚の計約24万枚から充てた。残り約6万枚についても今後配布先などを検討する。

 浦和区役所に受け取りにきた浦和幼稚園の吉田裕美副園長(55)は「子どもを預かる以上マスク着用を心がけているが、園内の備蓄も少なくなっていた。配布されたものをありがたく活用したい」と話していた。(釆沢嘉高)