新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県は10日、県内の金融機関のトップらを鹿児島市の県庁に招き、必要な支援策などについて意見交換会を開催した。三反園訓知事は13日をめどに、県独自の緊急支援策を発表すると明らかにした。
招かれたのは、鹿児島銀行や南日本銀行、奄美大島信用金庫など県内のおもな金融機関や県信用保証協会で、そのトップらが出席。三反園知事は会の冒頭、「(県内企業の)事業が継続できるよう県独自の緊急支援策を実施したい。13日をめどに取りまとめて発表したい」と述べた。
そのうえで、三反園知事は▽提出書類の簡素化などによって経営の継続に必要な資金を速やかに供給すること▽すでにある借り入れの返済条件の変更への配慮▽積極的な経営支援▽企業の経営状況や課題などの情報共有の4点について協力を依頼した。
金融機関側も、県に対し、県…