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 埼玉県は10日、フランス旅行から帰国した入間市の50代夫婦が新型コロナウイルスに感染していた、と発表した。川越市も同日、エジプト旅行から帰った60代夫婦と、同居の30代長男の感染を発表。県内で確認された感染者は15人となった。

 県によると、入間市の夫婦は、夫が都内の会社勤務で、妻は入間市役所のパート職員。2月24日~3月2日、同居の娘とパリを旅行。妻は5日、夫は6日以降に発熱などの症状が出た。症状が改善しないことなどから検査を受けたところ、10日に陽性が判明。夫婦とも発熱後は出勤しておらず、娘には症状が出ていないという。県は海外で感染した可能性があるとみている。

 川越市の60代夫婦は、夫が県内で勤める会社員で、妻は主婦。2月21日~3月1日、エジプトを旅行し、ナイル川クルーズ船で4泊した。成田空港からは電車とタクシーで帰宅した。

 妻は6日に、夫は8日に38度台の熱を出した。夫のせきが悪化したことなどから、長男とともに検査を受け、10日に陽性が判明。夫婦から長男に感染したとみられる。夫は帰国後の2日以降、複数回出社し、対面式の販売業務もしていた。保健所の聞き取りに会社名を明かしていないという。