拡大する写真・図版久元喜造・神戸市長

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 新型コロナウイルスに感染した人が使っていた交通機関や乗降駅などの行動歴をどこまで公表するか。神戸市長が詳しい情報の開示に否定的な考えをツイッターで表明したところ、反発の声が巻き起こった。国は一定の公表基準を示しているが、最終判断は自治体に委ねられ、対応も分かれている。

 「感染者の行動を暴き立てて、何になるのですか。地下鉄を使っていたら乗るのをやめるのですか」

 神戸市の久元喜造市長が今月5日夜、ツイッターにこう書き込むと、「市民への思いやりが全く感じられない」「動線や移動した時間がわかれば警戒できる」などと批判的な返信が相次いだ。久元市長はその後、報道陣に「細かな行動履歴を公表することで、検査をちゅうちょする市民が出ることも危惧している」「(住民の)不安も理解できるが、圧倒的少数の感染者の立場にも寄り添わないといけない」と説明した。

 市長のツイートの背景には、そ…

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