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 「やったー、車でお出かけだ!」と喜んだのもつかの間、しばらくすると気持ちが悪くなる。子どものころから乗り物酔いは不思議だった。大人になっても酔う人や、子どもや孫の酔いに悩む人は多いだろう。なぜ、乗り物酔いは起きるのだろう。

 横浜中央クリニックめまいメニエール病センター(横浜市)の高橋正紘センター長によると、私たちは普段、目による「視覚」、耳の奥の内耳で重力や回転運動などを感じる「前庭覚(ぜんていかく)」、目をつぶっていても筋肉などの動きを感じる「固有覚」という三つの感覚によって、地面などの動かない空間を脳の中で再現し、それを元に行動している。車や飛行機の中にいる時など、自分がいる空間ごと動いてしまう場合、運転者ならスピードの変化やカーブがあっても脳の中ですぐに外の空間を再現できるが、運転していない人は外をあまり意識しないのでうまく再現できず、吐き気などを覚えるのだという。「濁流にのまれる魚や風に流される鳥など、受動的に動かされることは自然界では危険なことだ。吐き気は体の警報ととらえられる」と話す。

 乗り物経験が少ない子どもは、…

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