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患者を生きる・職場で「子宮内膜症」(4)

 子宮内膜症とは、子宮の内側にある子宮内膜と似た組織が、おなかの臓器を覆う膜や卵巣など、子宮以外の場所にできる病気だ。炎症や癒着を引き起こし、月経のたびに悪化し、痛みや不妊の原因となる。連載で紹介した女性のように、病気が肺や腸などにできるケースもまれにある。

 子宮内膜症になるしくみは解明されていないが、経血が卵管を通り、おなかに逆流することがかかわっているなどの説がある。

 現代の女性は、昔と比べ、初経が早いうえ、出産回数も少ない傾向にある。そのため、生涯で経験する月経の回数が多く、子宮内膜症になりやすい。

 治療には、ホルモン剤で子宮内膜症の組織の増殖を抑えて症状を和らげたり病巣を小さくしたりする方法と、病巣や癒着部分をとる外科手術がある。ただし、手術をしても再発のリスクはある。

 NPO法人日本子宮内膜症啓発…

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