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 自民党の二階俊博幹事長は11日、東京都葛飾区の柴又を視察した。映画「男はつらいよ」で名高い都内指折りの観光地だが、新型コロナウイルスの感染拡大により客足が減少。二階氏は「寅さんの伝統をもっと生かすべきだ」と語り、客足回復に向けた奮起を促した。

拡大する写真・図版帝釈天を訪問する自民党の二階俊博幹事長(中央左)=2020年3月11日午後、東京都葛飾区

 柴又を初めて訪れたという二階氏は、帝釈天に続く参道を視察。地元商店街からは「団体旅行のキャンセルが響き、客足は普段より8割ほど少ない」と説明を受けた。商店主らに「役に立てることがあれば何でも言ってください」などと声をかけながら、団子やせんべいを買い求めた。

拡大する写真・図版団子などを扱う商店主から客足減の現状を聞く自民党の二階俊博幹事長(手前左)=2020年3月11日午後、東京都葛飾区

 全国旅行業協会の会長でもある二階氏。視察後、記者団に対し、客足減に悩む全国の観光地に向けて「天を仰いで嘆いていたってしょうがない。客が来るようにいろんなことを考えないといけない」と指摘。客足の減少は一時的なものと強調したうえで、「(客足)回復のテンポが速いか遅いかは地元のPRや努力も必要」「有名だからと言って突っ立っているスタイルはもうはやらない」などと各地の努力を求めた。(河合達郎)