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 札幌市の池田詩梨(ことり)ちゃん(当時2)が昨年6月に衰弱死した事件で、市の子ども・子育て会議児童福祉部会が11日、検証報告書をまとめた。札幌市児童相談所(児相)の対応について情報収集が不十分でリスク評価を見誤ったと指摘、児相の体制強化や、区と児相間の情報共有体制の改善などを求めた。

 部会では、会長の松本伊智朗・北大院教授を座長とするワーキンググループを設置し、昨年6月から関係者20人から事情を聴くなどして検証を続けてきた。11日、報告書を秋元克広市長に手渡した。

 報告書では、事件までの経緯を、出産前~1歳6カ月健診を受けた時期▽18年9月の最初の虐待通告から、母子が東区から中央区に転居した19年3月▽同年4月から事件発生まで――の3期に分けて検証した。

 この中で、母親は10代後半の出産で支援が必要であった点を重視。詩梨ちゃん自身は1歳6カ月健診で身長・体重ともに数値が低かったのに、治療や支援の必要性について区や児相の認識と共有があいまいで、その後の児相の介入や支援に反映されなかった、と指摘。「精密健康診査受診票の発行と3カ月後の経過観察が指示されているが、組織内での協議やリスク評価の再検討の場は一切持たれることはなかった」とした。

 本来組織間で支援方針を共有す…

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