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 英国の路上芸術家バンクシーの側近だった写真家スティーブ・ラザリデスさん(50)が今春、日本で個展を開く。バンクシーの作品や制作風景の写真を通じ、「伝説の誕生と軌跡を見せたい」という。昨年、「バンクシーの作品か」と話題になった東京都内のネズミの絵については、「98%本物」との見立てを語った。

 ラザリデスさんは、バンクシーと同じ英西部ブリストル出身。地方の港町だが、独自の美術や音楽が生まれるサブカルチャーの発信地だ。1998年ごろにバンクシーの作品の撮影を担当したことをきっかけに、約12年にわたり撮影や運搬、展示などを担った。

 「安くて大衆の手に届くアート」を広めるため、路上のアート作品を印刷物にして販売する会社「ピクチャーズ・オン・ウォールズ」も共同で設立。バンクシー以外の現代芸術家の作品も手がけ、英紙フィナンシャル・タイムズでは「アーバンアート(街角の芸術)を取り巻く熱狂を招いた人物」と紹介された。

 ラザリデスさんは謎の多いバンクシーの素性を「40代男性」とだけ語る。「みんなのために神話を打ち壊したくない」。顔は「エレファント・マンに似ている」という。

 日本では昨年、東京都港区の防潮扉に描かれたネズミの絵が「バンクシーの作品ではないか」と注目を浴びた。この絵についてラザリデスさんは、2000年代前半にバンクシーが小さな展覧会を開くために東京に行ったという記憶があり、左右を反転させた類似の作品があることからも、バンクシーのものだとみる。「本物か、ものすごく出来のいい偽物か。でも金にならないのに偽物なんか描かないだろう」

 バンクシーは日本の印象につい…

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