拡大する写真・図版スマートフォンを手に、ネットを使う子どもたち

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 昨年1年間にSNSを通じて事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは2082人で、前年を271人(15・0%)上回って過去最多だった。スマートフォンの普及が進む中学生の被害が大幅に増え、全体を押し上げた。被害者が使ったSNSは約4割がツイッター。小学生にも人気の動画投稿サイト「インスタグラム」も急増した。警察庁が12日発表した。

SNSに「私を殺して」投稿→本当に殺されそうに

 被害者は高校生1044人、中学生847人、小学生72人で、中高生が全体の9割を占めた。中学生は前年よりも223人(35・7%)多く、近年で最も増加率が際立つ。警察庁は「スマホが中学生に普及しつつあることが背景にある」とみている。小学生も増加傾向で、この10年間で5倍になった。

 罪種別では、淫行などの青少年保護育成条例違反844人、裸の写真の撮影などの児童ポルノ671人、児童買春428人、強制性交等49人、略取誘拐46人、児童福祉法違反28人、強制わいせつ15人の順で多かった。

 SNSに「私を殺してくれる人いませんか」といった書き込みをした中学3年の女子生徒が40代の男の自宅に誘い込まれ、殺害されそうになる事件も起きた。

 被害者が使ったSNSは、ツイッター807人、学生限定の交流サイト「ひま部」307人、インスタグラム120人、LINE(ライン)81人、チャットアプリ「マリンチャット」70人など。インスタグラムが初めて、上位5位に入った。ひま部とマリンチャットは昨年末までに閉鎖されたという。

 有害情報を閲覧できなくしたり、特定のアプリの使用を制限したりする「フィルタリング」の利用の有無を確認できた1722人のうち77・4%は、こうした機能を一度も利用していなかった。(八木拓郎)

拡大する写真・図版SNSを通じて事件に巻き込まれた子ども

プロフィルは自己申告、匿名性高く

 SNSを運営する各社はどう対応しているのか。

 ツイッターは、サービスを利用…

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