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 マレーシアで辞任したマハティール前首相(94)の後を継いだムヒディン首相(72)が11日、初の閣議を開き、新政権を発足させた。ただ、選挙を経ずに野党勢力をまとめて就任したため、国民には疑問視する声も根強い。国政運営が難航する可能性もある。

 ムヒディン氏は11日、初の閣議後に記者会見し、「閣僚は全員、汚職防止に向けて努力をしていく」と強調した。念頭にあるのは、首相に就くために協力を得た最大野党の統一マレー国民組織(UMNO)に対する国民の反発だ。

 UMNOには巨額の汚職事件で起訴されたナジブ元首相が所属する。ムヒディン氏は国民感情に配慮してか、閣僚32人のなかにUMNOの議員9人を登用したが、同党のザヒド党首ら重鎮は用いなかった。財務相に民間人材を起用するなど、重要ポストがUMNOに偏ることも避けた。

 ムヒディン氏は小規模政党の党首で、国民からは民意を問わずに首相になったとして、「裏口政権」と揶揄(やゆ)する声が上がる。政権の正統性を問う集会も各地で開かれている。

 マレーシア政治に詳しい日本貿…

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