アフリカ諸国で、新型コロナウイルスの感染者が確認される国が増えている。3月11日時点で54カ国中、12カ国で感染者を確認。感染者数は110人を超えた。医療体制が整っていない国や地域も多く、各国は感染防止に向けた検疫強化を迫られている。
アフリカ最大のハブ空港として知られるエチオピア空港。11日午前に訪れると、中国系の旅行者以外にもマスク姿の旅行者が目立った。エチオピアで感染者は確認されていないが、入国者は入国審査の前に、専用のカウンターで体温検査と直近の滞在国などを質問され、手洗いをするよう促すカードも渡される。記者は「最近になって日本や中国、韓国に滞在していないか?」と何度も聞かれた。空港職員の男性は「感染拡大を受けて、最近になって検疫を厳しくした」と話した。
11日時点で感染者が確認されたアフリカの国は、エジプト、アルジェリア、南アフリカ、チュニジア、モロッコ、セネガル、ナイジェリア、カメルーン、ブルキナファソ、トーゴ、コンゴ民主共和国、コートジボワール。
アフリカ最多の約60人が感染…
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朝日新聞国際報道部