• アピタル

日本、中韓に保健相電話会合提案 入国制限強化うけて

[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府が中国、韓国両政府に対し、日中韓保健相会合による電話協議を提案したことがわかった。日本による中韓への入国制限強化を受けて、韓国が事実上の対抗措置に踏み切るなど関係に一部きしみも出ているが、改めて新型コロナ対応での連携強化を図る狙いがある。

 日本政府関係者が明らかにした。国家安全保障局(NSS)の北村滋局長が11日、首相官邸で中国の孔鉉佑(コンシュワンユー)駐日大使、韓国の南官杓(ナムグァンピョ)駐日大使と個別に会談し、「3カ国の国家的な危機だ」と同会合を通じた情報共有の強化などを提案。南大使には「(入国制限強化には)政治的な思惑はない」と理解も求めた。

 日本政府は5日の国家安全保障会議(NSC)緊急事態大臣会合で、入国制限強化と合わせ、「水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化」を決定していた。日中韓は新型インフルエンザが発生していた2007~08年にも、同会合で「共同対応のための共同行動計画」を採択、情報の効果的な提供や早期封じ込めに向けた平等な介入について合意するなどしている。