拡大する写真・図版小笠原村の父島(同村提供)

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、東京から1千キロ南にある小笠原村にも及んでいる。本土への唯一の交通手段が、片道24時間かかる定期船「おがさわら丸」のみ。感染を恐れる団体客の予約キャンセルが相次ぐ一方で、島民の間では感染者が出た場合の医療体制を懸念する声もある。

 小笠原村の父島には約2200人、母島には約500人が暮らす。ダイビングなどの観光が主な産業で、観光協会によると年間およそ2万人が訪れる。だが、現在は大型クルーズ船の来島中止や団体客のキャンセルが相次いでいるといい、村の産業観光課は「村の宿泊事業者やツアー事業者にとってはかなりの痛手だ」と話す。

 ただ、大半の観光・宿泊業者は通常通り営業している。居酒屋を営む40代の男性は「役場関係を中心に、送別会のキャンセルが相次いで、大打撃。学生グループや個人のお客さんたちは普通に来る。春休みは8月と並んで観光客が多く、店を閉めるわけにはいかない。でも消毒液の入荷が遅れ、通信販売でも入手できず困っている」と明かす。

 一方で、民宿兼ダイビングショ…

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