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 JR北海道は12日、釧網線(釧路―知床斜里)と花咲線(釧路―根室)の運転を当面見合わせると発表した。10日から11日に道内を通過した低気圧による大雨と雪解けの影響で、大規模な冠水や土砂流入が発生したため。復旧には少なくとも1週間はかかるという。

 JR北によると、釧網線では冠水が3カ所、土砂流入が5カ所、線路を支える路盤の流出が1カ所で確認された。花咲線では6カ所が冠水したという。現在も冠水している箇所が多く、水が引いてから被害状況を詳しく確認し、その後復旧作業に入る。釧網線の知床斜里―網走間は目立った被害がないため、本数を減らして運行を続ける。

 釧網線と花咲線はいずれも、JR北が「単独では維持困難」と位置づけており、国や自治体の支援を前提に存続させる方針。現在は学校が休校になっていて通学の利用も見込めないため、運休に伴う代行バスは走らせないという。(長崎潤一郎)