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 終息への兆しが見えない新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東海地方でも公演自粛の判断が相次いでいる。営業を続ける映画館では、客足の大幅減に苦しんでいる。

 愛知県芸術劇場は、4月に初の芸術監督就任を控えたダンサーで振付家の勅使川原三郎さん自らが演出、出演する主催公演の中止を決めた。担当者は「監督就任のお披露目公演だっただけに残念だが、この状況ではやむを得ない」と話す。

 名古屋フィルハーモニー交響楽団は3月までに主催する全5公演を中止する。4月以降は状況を見ながら判断することにしており、楽団員らは自宅で練習するなどしている。「影響が長引くようなら、演奏動画の配信などのサービスを考えなければいけない」と事務局。

 小澤征爾さんが音楽監督や指揮を務めるオペラ公演などを中止する東海テレビは「完売公演もあり、払い戻しの対応など影響は大きい」。CBCテレビも毎年恒例のクラシックの祭典、名古屋国際音楽祭の開幕公演の延期を決めた。急きょの中止や延期に、県芸術劇場や名古屋市の日本特殊陶業市民会館などはホール使用料の全額を返金する対応を決めている。

 名古屋市内で唯一の常設寄席(定席)を開く大須演芸場は3月の定席を取りやめた。御園座は4日までの予定だった宝塚歌劇団の公演を2月末で中止した一方で、9日から始まった吉幾三さんの公演は予定通り開催している。抗菌力の高いマイクロミストを噴霧する加湿器を設置し、広報担当者は「来場者にマスクの着用を呼びかけるほか、接触の多い場内の手すりや座席のひじ掛けなどは念入りに消毒して備える」という。

 公演中止や延期が相次ぐ事態に…

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