皇宮警察本部は13日、護衛官の育成にあたる皇宮警察学校で、未成年の学生の飲酒のほか、研修先で複数の学生によるみだらな行為があったとし、同日付で学校長ら16人を処分した。学校長は同日付で辞職した。同本部は飲酒した未成年者ら14人も口頭で指導した。

 皇宮警察学校は、皇室の方々を護衛する護衛官を育成する組織で、学生には、高校卒業後すぐに採用された未成年の職員も含まれている。皇宮警察本部によると、未成年飲酒があったのは、昨年6月~今年1月にあった4回の懇親会で、いずれも学校長が同席、未成年飲酒を容認していた。このうち、昨年6月に、皇室の方々の静養先である那須御用邸(栃木県那須町)内の施設では、未成年飲酒があった懇親会のほか、成年の男女4人によるみだらな行為もあったという。

 処分は、学校長が本部長訓戒、ほかの15人は関与の度合いなどに応じて副本部長訓戒などとされた。同本部の菅広子監察課長は「誠に遺憾。国民の皆さまに深くおわびを致したい」と述べた。