新型コロナウイルスの感染拡大により封鎖状態が続く湖北省孝感市で12日、政府の許可なく野菜を売りに来た業者を警察が摘発したところ、付近の住民ら数百人が屋外のバスケットコートに集まって抗議する騒ぎがあった。外出が制限され、手に入る物資の値段も高いことへの不満を訴えたものとみられる。

　北京紙「新京報」などによると、住民らは自由な外出が禁じられていたため、管理会社がまとめて手配した生活物資を購入していた。しかし、食品の値段が高いことなどから、一部の住民らが直接、業者に連絡して野菜を購入しようとした。

　ところが業者が12日にこの地区を訪ねたところを管理会社側が発見して警察に通報。業者を連行されるのをとめようと、住民らが集まったとみられる。

　中国のSNSには、住民らが…