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 米マイクロソフトは13日、創業者のビル・ゲイツ氏(64)が、同社の取締役から退任したと発表した。ゲイツ氏は同社の1975年の創業以来、45年にわたって経営に携わってきたが、同社の経営の方向を決める取締役会からは完全に離れることになる。

 ゲイツ氏は2008年にフルタイムの会長を退任して、非常勤の形で14年まで会長を続けていた。08年からは自らの慈善活動団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」に活動の軸を移していた。マイクロソフトは13日、ゲイツ氏は退任を通じて、世界の保健衛生や、開発、教育、気候変動への対処にさらに自身の時間を振り向ける、と説明した。

 ゲイツ氏は14年からも取締役に残って、経営にタッチし続けていたが、今回の退任で、同社の取締役会には関わらなくなる。今後も技術アドバイザーとして、ナデラ最高経営責任者(CEO)への助言は続けるという。(サンフランシスコ=尾形聡彦)