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 東京電力福島第一原発事故から9年ぶりに全線で再開したJR常磐線。新型コロナウイルスの影響で、14日に予定した式典の規模は縮小されたものの、各駅や沿線には早朝から多くの人が集まり、鉄道の再開を喜んだ。一方で複雑な思いを抱く住民もいた。

 14日午前、大きな窓が特徴の真新しいJR双葉駅2階の改札前で始まった特急列車出迎え式には赤羽一嘉国土交通相や内堀雅雄知事ら約20人が参加した。本来は臨時電車を走らせ、再開区間の各駅に数分間停車し、役場職員らが「おもてなし」をする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止された。

 震災前は富岡町に住んでいた遠藤芳子さん(67)は「今日はお祝い」と避難先のいわき市から黒留袖姿で参加した。常磐線の再開をきっかけに夜ノ森駅近くの自宅を再建し、夏ごろから町内での暮らしを始めるという。

 午前11時すぎ、ほぼ満員の特…

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