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 地鶏が空を飛ぶ――。徳島県は13、14両日、県産の阿波尾鶏のチルド(冷蔵)肉を空輸で首都圏に届けた。新型コロナウイルスの感染拡大で中止も検討されたが、客足が遠のく飲食店を支援しようと、予定通り実施された。

 13日午前、松茂町の徳島阿波おどり空港貨物ターミナルで、海陽町の製造販売会社「丸本」から届いたモモ肉11ケース(約130キロ)が保冷コンテナに積まれ、午前11時40分徳島発の日本航空便で出発した。「空飛ぶ!阿波尾鶏フェア」として、14日からこの肉を使ったメニューを出す都内や横浜市内の飲食店20店向けで、2日間で計約380キロが届けられた。

 県もうかるブランド推進課によると、阿波尾鶏の首都圏向けの出荷は陸送が中心で、空輸は珍しい。フェアに参加する各店や利用客にアンケートをするといい、同課の担当者は「チルド肉をフレッシュな状態で送ることができる空輸のメリットを検証したい」と話す。(福家司)