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 宇都宮市の宇都宮動物園がキリンの命名権を売り出した。最低1万円から応募でき、最高額を提示した人が名付け親になれる。日本動物園水族館協会の岡田尚憲事務局長は「動物の命名権の販売は聞いたことがない」と話す。

 キリンは1月17日に生まれたメスのアミメキリン。高さ約180センチで人なつっこいが、「気が強い」とも言われる。命名権による収入はキリンの父親のために使われるという。父親は26歳で、人間であれば80歳以上。体力維持のために新しいえさやサプリメントを与えたいが、経費の捻出が苦しいという。

 荒井賢治園長は「新型コロナウイルスの影響で外出の自粛が広がり、収入が減った。動物の命名権販売には『けしからん』との声があるかもしれないが思い切ってやってみた」。募集は22日まで。企業名や商品名は認めない。これまでに2件の応募があった。(池田拓哉)