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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国内の宗教団体が集会の中止や活動の縮小を次々に打ち出している。問題の長期化で、春の彼岸への影響も避けられなくなった。

 創価学会本部がある東京・信濃町。ふだんは礼拝施設「大誓堂(だいせいどう)」の誓願勤行(ごんぎょう)会に日々約千人が訪れ、にぎわいを見せる。だが最近は人通りがまばらになった。同会が2月中旬、勤行会の中止を発表したからだ。

 機関紙「聖教新聞」も再三、感染の注意を呼びかける。地域の座談会などすべての会合を中止とし、訪問や激励といった活動の自粛も打ち出した。

 立正佼成会(りっしょうこうせいかい)(東京・杉並)は5日に予定していた教団創立記念式典の開催を見送った。月に4度ある大聖堂への団体参拝も中止。訪問や対面による布教はしないことにしたという。

 既成仏教教団で最多の寺院数をもつ曹洞宗は、宗務庁(東京・芝)での毎日の座禅会、写経会を中止した。歴代首相らがたびたび訪れた臨済宗国泰寺派の全生庵(東京・谷中)も8日、15日の日曜座禅会を中止した。

 多くの教団は、感染拡大の対策について「今月中旬」までを一つのメドとしているが、真宗大谷派の東京の拠点、東本願寺真宗会館(東京・練馬)は2月末の時点で、今月20日の彼岸会(え)と永代経法要の門徒の参拝を取りやめにした。混乱の長期化をにらんだ措置で、4月の釈迦(しゃか)の誕生日「花まつり」などの行事も延期を決めている。会館では「高齢者の門徒さんもたくさん集まる行事だけに安全第一に考えた」という。

 影響は仏教系の教団・寺院ばか…

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