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 千葉県四街道市内黒田の内黒田熊野神社で15日、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事「内黒田はだか参り」があり、感染が拡大している新型コロナウイルスの終息などを祈った。

 神社は南北朝時代の1376年に建てられ、はだか参りは山岳信仰の修行などとして、江戸時代後期にはあったとされる。この日は「裸坊(はだかぼう)」と呼ばれる上半身裸の男性7人が、鳥居と拝殿の間の約10メートルを十数回行き来し、手に持った約20センチの稲わらを拝殿に投げ入れた。例年は約1時間かけるが、新型ウイルス対策で食べ物の提供中止や見物の自粛などを呼びかけ、10分程度で終わった。

 はだか参り保存会長の斉藤洋光さん(70)は「地域の厄よけには欠かせない行事。議論の上、開催を決めた」。裸坊になった茨城県守谷市の毛塚友彦さん(41)は「毎年楽しみに来ている。コロナ感染の終息も祈りました」と話した。(上田雅文)