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 新型コロナウイルスの感染拡大は、約840万人の人口を抱える全米一の都市ニューヨークにも大きな影響を及ぼしている。16日からは市内全ての公立校が休校となり、17日からはレストランやバーなど店内での飲食ができなくなる。

 市教育局によると、市内には昨年9月時点で公立校が1866校あり、約113万人が通う。そのうち7割以上の82万人が経済的に困窮した家庭の子どもで、学校で出される無料の朝食や昼食を頼りにしている。

 そのため、市はこれまで公立校の休校に否定的な態度を示してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大とともに、教員や親の不安も増幅。デブラシオ市長が15日に閉校を発表した。

 一方、食事に関しては家庭に持ち帰る分を学校で用意するほか、23日からはインターネットを使った遠隔授業を行う。環境が整備されていない家庭のために30万台のiPadを用意し、通信会社とも連携する。4月20日の通常授業再開をめざすが、6月下旬の今年度の終業まで閉校になる可能性もあるという。

 観光への打撃も大きい。

 すでにブロードウェー公演の長期中止やメトロポリタン美術館(MET)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の休館が決まっていたが、デブラシオ市長は15日、市内全ての飲食店について、持ち帰りや配達以外の営業を17日朝から禁止する方針を明らかにした。

 市内には2万7千軒のレストランがあり、飲食業界で働く従業員は31万5200人に上る。今回の措置はこうした市民らにとって死活問題となりそうだ。市長は声明で「我々の市は前例のない脅威に直面しており、戦時中の精神で対応する必要がある」としているが、補償についての言及はない。

カリフォルニアのワインも…

 ニューヨーク州では15日現在、729人に新型コロナウイルスの感染が確認されている。市内でも329人の感染者が出ており、すでに非常事態宣言が発令されている。

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