米国立保健研究所(NIH)は16日、新型コロナウイルスのワクチンの人への臨床試験を始めた、と発表した。新型コロナのワクチンは世界各地で開発が進んでいるが、人への臨床試験は初めてとみられる。ただ、NIH傘下の国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、一般に使えるようになるには1年から1年半かかるとの見通しを示している。
始まったのは「第1相試験」と呼ばれる、少ない人数を対象に効果や安全性を調べるもの。感染流行地の一つ、米ワシントン州にあるカイザー・パーマネンテ医療研究所で実施。6週間かけて、ボランティアの18~55歳の健康な成人45人に計2回ワクチンを投与し、それぞれ量を変えて、安全性や免疫が働くかどうかを調べる。
ワクチンは、NIHと米バイオ…
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朝日新聞国際報道部