拡大する写真・図版俳優の生駒里奈=2020年2月、大阪市北区、槌谷綾二撮影

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 アイドルグループ「乃木坂46」初代センターで、2年前に卒業した俳優の生駒里奈。口癖は「負けたくない」「倒す」。気合十分で、5月の舞台に挑む。

 赤ちゃんの頃から、ちゃぶ台の上で踊っていた。「拍手をもらうのが快感。小さいときから自分じゃない何かになるのが好き」。生まれついてのスター性。根っこには、素の自分に対する自信のなさが横たわる。

 「アイドルは、歌う瞬間に歌詞の主人公になれる。女優だったら役の仮面をかぶれる。自分に自信を持てないタイプの人間なので、自分じゃない時間で長くいたい」

拡大する写真・図版俳優の生駒里奈=2020年2月、大阪市北区、槌谷綾二撮影

 学生時代は「地味な方」だった。高校生のとき父親のすすめでオーディションを受け、アイドルグループ「乃木坂46」の初代センターに押し上げられた。「『あなたがセンターですよ、頑張って下さい』と言われたことは一度もない。目立とうとすると怒られるし、すべてグループの評価につながってしまう。アイドルのときは自分のことを優先することは一切なかった」と言う。「おかげで、てんぐにならずに技を磨き続けられた。センターに立つと全員が引き立つ、という能力は誰よりもある」と自負する。

 成人式を迎えた頃、引き際を考えるようになった。そして2017年、ダブル主演した舞台「モマの火星探検記」が決断につながった。「夢に向かってまっすぐ進んでいい」といったせりふを言ってもらう役で、まるで自分自身への言葉のように感じた。「アイドルを卒業して、まずは自分のことを頑張ってみよう。それでもだめだったら、芸能界をやめようと思えるようになりました」

拡大する写真・図版俳優の生駒里奈=2020年2月、大阪市北区、槌谷綾二撮影

 翌年にアイドルを卒業し、精力…

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