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 財務省が18日発表した2月の貿易統計(速報、通関ベース)は、中国からの輸入が前年同月比47・1%減の6734億円、中国への輸出が同0・4%減の1兆1361億円となった。中国では新型コロナウイルスの感染拡大で工場が相次いで操業を停止するなど経済活動が滞っており、こうした影響を受けた模様だ。

 去年は2月上旬にあった旧正月(春節)の連休が今年は1月下旬だったため、本来なら今年の2月は中国からの輸出入は前年比で増える見通しだった。中国は日本の主要な貿易相手国で、2019年1年間の輸出額は米国に次いで2位、輸入額は1位。

 中国からの輸出入が大幅に減ったこともあり、日本から全世界への輸出は同1・0%減の6兆3216億円、輸入も同14・0%減の5兆2117億円だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は輸入が大きく下回ったため、1兆1098億円の黒字となった。黒字は4カ月ぶり。