[PR]

 高知県は17日、県立あき総合病院(安芸市)で昨年8月、手術後の患者の体内に「ドレーン」と呼ばれる医療器具を約3カ月置き忘れる医療事故があったと発表した。患者は健康に問題がなく、取り除く手術を受けて退院したという。

 患者は県内に住む70代男性でS状結腸を切除する手術を昨年7月に受けた。

 県立病院課によると、ドレーン(直径約1センチ、長さ約20センチ)はシリコン製の管で、術後に体内にたまる体液を排出する。担当の外科医は翌月、体外に出ているドレーンの先端部分を切除する際にドレーンを除去したと思い込み、その後に除去するのを失念したという。

 男性は10月に外来を受診してCTを撮影し、その画像診断報告書で11月に置き忘れが判明した。病院は男性と家族に謝罪したという。(清野貴幸)