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 フィリピン証券取引所は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トレーダーや職員の安全を確保するためとして、取引を停止した。再開時期は示していない。フィリピン政府は16日、感染拡大防止に向け、マニラ首都圏があるルソン島全域で対策を強化する方針を打ち出した。取引停止もそれに沿う措置となる。

 フィリピンでは、マニラ首都圏と国内の他の地域との出入りを15日から約1カ月禁じ、首都圏を事実上「封鎖」している。行政機関は最低限の機能を残して一時閉鎖し、大規模な集会なども禁止している。

拡大する写真・図版新型コロナウイルスへの対策を発表するフィリピンのドゥテルテ大統領。フィリピン大統領府提供=2020年3月12日、AP

 さらにルソン全域で、生活必需品の調達などを除いて市民に自宅で待機するよう求めた。

 フィリピン国内の17日時点での感染者は187人、うち死者は14人で、最近になって急増している。(バンコク=貝瀬秋彦)