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 差し押さえを逃れる目的で不動産を元妻に譲ったように装ったとして、強制執行妨害目的財産損壊などの罪に問われた元タレントの羽賀研二(本名・当真〈とうま〉美喜男)被告(58)に対し、那覇地裁の大橋弘治裁判長は18日、懲役1年6カ月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 同罪に問われた元妻の麻由被告(43)には、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

 未公開株の売買をめぐる詐欺事件で実刑判決をうけていた羽賀被告は2016年、大阪地裁から被害者に約4億円を支払えという判決を言い渡されていた。

 この日の那覇地裁の判決によると、羽賀被告は大阪地裁の判決をうけて、沖縄県内に所有する不動産が差し押さえられる可能性があると考え、17年1月に麻由被告と共謀。差し押さえを逃れる目的で、協議離婚に伴う財産分与で不動産を麻由被告に譲渡したように装い、うその登記をした。

 羽賀被告はグレーのスーツ姿で法廷に現れ、時折大きなため息をつきながら判決を聞いた。弁護人によると、控訴する方針。(藤原慎一)

拡大する写真・図版大阪高裁に入る羽賀研二被告=2009年11月19日午後0時44分、大阪市北区、矢木隆晴撮影

拡大する写真・図版那覇地裁=2018年11月12日午後2時29分、那覇市、伊東聖撮影