野口陽、金成隆一
経済産業省が東京・霞が関の庁舎内の執務室をすべて、日中も原則カギをかけるようにしてから3年がたった。行政を監視するメディアの取材制限につながり、国民の知る権利を脅かすとして、記者クラブは撤回を求め続けているが、ドアは閉ざされたまま。省内では情報公開に後ろ向きな空気が強まっている。
経産省の執務室に入るにはカードキーでの解錠が必要で、廊下からでは部屋の中をうかがえない。取材する記者は担当者に電話で約束をとり、執務室から離れた会議室で取材する。
だが、この取材の約束をとるまでが一苦労だ。電話で担当者の不在を告げられることがしばしばあり、折り返しの連絡を依頼しても放置されることも多い。
2月21日、経産省を担当する…
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