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 北海道の鈴木直道知事は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月末に出していた法的根拠のない「緊急事態宣言」を、期限としていた19日でいったん終了する方針を明らかにした。ただし、「宣言」後、道民に要請していた外出自粛については、20日からの3連休も継続する。

 鈴木知事が道庁の対策会議で明らかにした。知事は、北海道の感染者数が2月下旬、全国最多へと一気に増えたことを受け、政府に専門家の派遣を要請。2月28日、その意見を踏まえて「緊急事態宣言」を出した。週末の外出自粛などを求めており、その期限を3月19日としていた。

 北海道で新たに感染が確認される人数は、1日最大15人だった2月末に比べると、落ち着きを取り戻しており、3月17日には約1カ月ぶりにゼロとなった。ただ、道内には小規模な感染者集団(クラスター)が二つ確認されている。札幌市を中心に感染は依然として拡大している可能性があり、4週連続の外出自粛要請はやむを得ないと判断したという。(戸谷明裕)