福岡)柳川の観光拠点を再整備へ 石畳の道、憩いの場に

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森川愛彦
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 福岡県柳川市は新年度から観光地区「沖端(おきのはた)」の重点整備に取り組む。市内最大の観光スポットでありながらインフラの老朽化が進み、人口減や空き店舗の増加など深刻な課題が生じたこの地区を再生し、観光客の滞在時間延伸と市民の郷土愛醸成につなげるのが狙いだ。6年かけて美しい景観とにぎわいを取り戻すという。

 沖端は市中心部に近く、どんこ舟が行き交う堀沿いにうなぎ店やみやげ店が並ぶ。近くには旧立花伯爵邸「御花」や北原白秋生家があり、観光客の人気が最も高い地区だ。かつては地区の住民が水辺で夕涼みをしたり、将棋を指したりといった光景も見られた。

 だが、近年は堀両岸の石畳道路の老朽化が著しく、割れや段差が生じている。長時間の路上駐車が常態化し、通行車両も見通しの良さから速度を上げがちで、歩行者の便は悪い。空き店舗も増える一方だ。

 地区の人口減少も歯止めがか…

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