【動画】ちゅうごくの底力 スポーツ芝は砂丘地育ち=斉藤智子撮影
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 東京五輪・パラリンピックの主会場になる新国立競技場(東京都新宿区)に敷き詰められた芝は、鳥取県の砂丘地育ちだ。生産したのは、スポーツ芝で国内6割のシェアを持つ「チュウブ」(本社・東京都中央区、本店・鳥取県琴浦町)。同社が「宝物」と呼ぶ砂と、長年培ってきた技術力が生み出した高い品質が評価された。

 同社は鳥取、茨城両県の計約250ヘクタールに及ぶ広大な圃場(ほじょう)で芝を栽培している。鳥取県内が約210ヘクタールを占め、このうち、砂丘地の天然砂の圃場で育てられたスポーツ芝は、東京スタジアム(味の素スタジアム)=東京都調布市=、熊谷ラグビー場=埼玉県熊谷市=をはじめ昨秋のラグビーW杯の会場、阪神甲子園球場=兵庫県西宮市=やマツダスタジアム=広島市=などにも広く採用されている。

 1月半ば、日本海にほど近い鳥取県湯梨浜町の天然砂の圃場で芝が切り出されていた。東京スタジアムが、五輪でサッカーや7人制ラグビーなどの会場となるのに向けて張り替えるためだ。ロール状に切り出した芝は、圃場の砂をつけたまま出荷され、そのまま競技場に敷き詰められる。1ロールあたり10平方メートル。生産を手がける「チュウブ緑地」の坂出伸一・緑化資材部長(62)によると、芝を均一な厚さで切り出すのは一般的に難しいことだが、ここの芝はしっかり張った根が良質な砂を抱え込み、ほぼ均一な3センチの厚みを実現しているという。

 同社が「宝物」と呼ぶ天然の砂…

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