コロナ感染、茨城県内2人目 欧州から帰国20代男性
片田貴也
茨城県は18日、県内に住む20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染者は2人目。男性はヨーロッパへの旅行中に発熱し、帰国後に検査して陽性と判明したという。また、17日に感染が確認された30代の会社員男性と共に海外出張した関係者2人と男性の家族は、検査の結果いずれも陰性だった。
県によると、男性は3月上旬にヨーロッパを旅行し、14日ごろに発熱。16日に帰国し、空港からは両親の自家用車で帰宅したという。14日以降、37~39度の熱があり、17日に男性が保健所に相談した上で、帰国者・接触者外来を受診。18日にPCR検査をした結果、陽性と判明した。
男性は県内の感染症指定医療機関に入院中で、のどの痛みや熱はあるが、症状は安定しているという。県は、男性と同居する両親と旅行の同行者1人に対し自宅待機を求め、PCR検査を実施する予定という。
県は男性の渡航先の国や行動…