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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、総合スーパーを展開するイオンリテールは18日から「水産物応援セール」を始めた。外食を控える消費者が増えたことが響いて海産物の価格が下がっているため、店頭に並ぶことが少ない高級な魚介類を手ごろな価格で販売する。

 千葉県のイオン津田沼店の鮮魚コーナーにはこの日朝、ロシア産の花咲ガニ(税抜き5980円)や長崎県産のアマダイ(同3980円)、東京都産のキンメダイ(同598円)など7種類の高級な魚介類が並んだ。たまに店頭に並ぶときと比べて、価格は3~5割安いという。

 イオンリテールによると、感染拡大で訪日外国人客が減った影響もあり、すし店や料亭向けの単価の高い魚介類の需要が低迷。豊洲市場(東京都江東区)での卸売価格は前年より3割ほど低下している。消費を下支えするため、セールの実施を決めた。松本金蔵・水産商品部長は「生活に必要な食品などの買いだめが一段落し、おいしいものを食べたいというニーズが高まってくるだろう」と話す。津田沼店のほか、首都圏の少なくとも5店舗でも20~22日にセールを実施する。(長橋亮文)