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 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、3日から臨時休校していた和歌山県高野町の小中学校の一部が18日、再開した。町が町内や近隣自治体で感染者が確認されていないことや、少人数で教室内の密集度が低く感染予防の更なる工夫ができることなどから再開を決めていた。

 同町花坂の花坂小学校(児童数5)では、この日、午前8時前にマスク姿の子どもたちが登校。出迎えた田中秀和校長と元気にあいさつを交わした。朝の全校集会では、日直が1分間スピーチで休み中に部屋の掃除やお菓子作りをしたことなどを報告、ほかの子どもらから質問などを受けていた。

 子どもたちは「みんなと会えてとてもうれしかった」と笑顔。田中校長は「元気な姿を見て大変うれしいです」などと話した。同校では、消毒液を各所に置き、マスクを着用し、休み時間は教室の換気をするなどの予防策を取っている。この日から授業をして、25日から春休みになるという。

 古座川町教委も町立3小学校、2中学校の授業を18日に再開した。県南部で感染者が出ていない状況や学校医の判断などを総合的に勘案したという。ただし、準備が整わないため給食は実施せず、登校は午前中のみ。児童生徒に対しては教室に入る前のアルコール消毒や休み時間の手洗いとうがいを徹底させるという。(鈴木芳美、東孝司)