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 米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が終値でついに2万ドルの大台を割った。18日の終値は前日比1338・46ドル(6・30%)安い1万9898・92ドル。2017年2月以来、約3年1カ月ぶりの2万ドル割れだ。同年1月に就任したトランプ米大統領が演出してきた上げ相場は、新型コロナウイルスの感染拡大で一気に吹き飛んだ。

拡大する写真・図版米ニューヨーク証券取引所の株価ボード=2020年3月18日、ロイター

 米国民を分断しつつ、熱狂的支持層の人気を固めて求心力を得てきたトランプ氏。その最大のよりどころが好調な株価だった。米中貿易摩擦などの危機を自ら作り出し、「ディール」(取引)で緊張緩和を演出する手法で株価をつり上げてきた。

 トランプ氏は就任して3年余りの間に、「株式市場」という言葉を百数十回もツイートした。上げ相場を自らの功績として誇る文脈での投稿だ。「また株価が最高! こればかりは何回言っても飽きないな」。米中通商協議の「第1段階の合意」を発表した直後の昨年12月中旬には、そうツイートした。

 政権発足後、17年の1年間は…

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