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 日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は19日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大の自動車産業への影響について「まだ先は読めない。長く続かないことを祈り、コントロールできる範囲のことを真剣にやっていく」と語った。

 当初感染が広がった中国に続き、現在は欧米で感染が急速に拡大。大市場の北米をはじめ、世界的に自動車工場の稼働停止が相次いでいる。従業員の感染予防の側面だけでなく、消費意欲の減退で自動車販売が落ち込み、生産調整をせざるを得なくなっている面がある。

 2008年のリーマン・ショックとの違いについて豊田氏は「金融システムは比較的健全だ」と強調。ただ当時は中国の需要拡大が景気を支えたが、今回は世界中に感染が広がり、「世界の市場の牽引(けんいん)役がいまはいない」と懸念を示した。

 自動車産業は世界中に部品供給…

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