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 将棋の女流棋士(四冠)で、出雲市出身の里見香奈さん(28)に19日、丸山達也知事から県民栄誉賞が贈られた。里見さんは「少しでも島根県が元気になれるよう自分もがんばっていきたい」と話した。同賞の授与は2009年の澄田信義・元知事以来2人目。

 里見さんは中学1年で女流棋士になり、08年、16歳で初タイトル(倉敷藤花)を獲得。勝負局面での鋭い攻めから「出雲のイナズマ」とも呼ばれる。昨年9月には史上初の女流六冠を獲得し、今年2月に女流タイトル戦最多記録の女流名人11連覇を達成した。19歳で拠点を大阪に移したが、里見さんは「島根県は人も温かく空気も澄んでいて、地元に帰ると安心する」。

 県はこの日、賞状とともに八雲塗の皿などを贈呈。丸山知事は「県民にとっての誇りで、大きな夢と希望と感動を与えた」とたたえた。里見さんは「5年前には今の自分の姿は想像できないほどで、良くも悪くも挑戦できたと思う。今後も棋力を向上できるよう、ぶれずに頑張っていきたい」と話した。(清水優志)

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