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 長崎県は19日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の周辺30キロ圏内で実施している放射線量などのモニタリング調査で、担当の男性主任研究員(36)が、過去の結果を流用した偽造データを公表するなど、データの不適切処理を繰り返していたと発表した。

 県によると、この研究員は2017、18年度、松浦、平戸、佐世保、壱岐の4市で放射線量などの調査を担当。前年から流用したデータや、計算処理を誤ったままのデータを県ホームページなどで公表していた。研究員は「計画的に物事を進められず、急場しのぎでしてしまった」と話しているという。本多敏博・県環境政策課長は「放射能の安全安心に関わる正確な情報を伝えていなかったこと、信頼を損なったことを深くおわびする」と謝罪した。(田中瞳子)