拡大する写真・図版9日、朝鮮人民軍前線長距離砲兵区分隊の砲撃訓練で発射された飛翔(ひしょう)体。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信

[PR]

 北朝鮮が21日午前6時45分ごろと同50分ごろ、北西部の平安北道宣川付近から北東の日本海に向けて、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を計2発、発射した。韓国軍合同参謀本部などの発表によると、飛行距離は約410キロで最大高度は約50キロ。日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとみられる。

 韓国軍は「新型コロナウイルスにより全世界が困難を経験している状況で、このような軍事的行動は極めて不適切」と非難した。

 河野太郎防衛相は飛翔体の高度は北朝鮮のスカッドミサイルより低く、飛距離は300~400キロとの分析を記者団に公表。「国連安保理決議に明確に違反し、我が国を含む国際社会に対する明確な脅威であり挑戦」と非難。「(北朝鮮国内に)新型コロナウイルスが広まっているという報道もあるので、体制の引き締めにこうした発射を使っている可能性はあろうかと思う」との見方も示した。

 北朝鮮は今月2日と9日にも東部から日本海に向けて、北朝鮮が「超大型放射砲」(ロケット砲)と呼ぶ新型の短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射。韓国の専門家らは、今回は飛行の特性などから別のタイプのミサイルだと分析している。ロシア製の「イスカンデル」か、米国製の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」に似た短距離弾道ミサイルの可能性が高いとみる。

拡大する写真・図版北朝鮮が発射した飛翔体2発

 朝鮮中央通信は21日、金正恩…

この記事は有料会員記事です。残り204文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。